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米国市場で売買できるETFは日本市場よりも多数あります。ETFは複数の個別株の詰め合わせパックなわけなので個別株よりもリスクが分散されています。
今回は米国全体の企業で構成されたETFの「VTI」について纏めてみました。
なお他の米国株ETFは下記の記事にまとめてますので、見ていただけるとうれしいです。
それでは、米国全体の企業で構成されたETFの「VTI」について確認していきましょう。
ETFの概要
まずはVTIの概要です。
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)ティッカーコード”VTI”は、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株へ投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(同インデックス)に連動する。同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする。
要するに「米国ほぼ全ての会社に投資」するETFです。
「米国ほぼ全ての会社」の具体的な数ですが3500社以上です。
つまりVTIに投資すれば米国3500社以上に投資できるという事になります。
その他情報はこの通りです。
他のETFと比べても、経費率はめちゃめちゃ低いです。
構成銘柄
構成比率の高い上位10社は、このようになってます。

GAFAM、TSLA、NVDAが上位を占めてますが、9番目に割合の高いBRKでも1.02%なので多数の会社に分散されている事がわかりますね。
業種別割合
業種別の構成比率は、このようになってます。

グラフで見てみるとこんな感じです。

テクノロジー分野が最も大きい割合になっております。
価格推移
月足のチャートです。

暴落局面は数回ありますが、右肩上がりに価格は推移しています。
年間リターン
各年度の年間リターンです。

グラフで見てみるとこんな感じです。

2002年の「ITバブル崩壊」、2008年の「リーマンショック」では大暴落してますが、19年間の平均リターンは9.58%と高い数値を付けています。
分配金
各年度の分配金です。※利回りは該当年度の始値で算出してます

グラフで見るとこんな感じです。

4年間、横ばいといった感じです。
まとめ
それでは、まとめます。
- 世界一の経済大国アメリカを丸ごと買えるETF
- 分散が大きいため値動きが少ない。(ボラテリティが少ない)
- 堅調に価格が上がっている
アメリカを丸ごと買えるETFなのでアメリカが成長すれば、VTIも価格が上がっていくといった仕組みです。
分散が大きいため大きく値上がりすることはありませんが大きな値下がりもなく、手堅いリターンが期待できます。
VTIのようなマイルドな値動きの銘柄をポートフォリオのコアにしていくのは、人気の投資手法です。(私のポートフォリオの多くもVTIです)
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